英語において時を表す前置詞の使い分けについて、解説をしていきます。
例えば、日本語では、「3時に」「月曜日に」「7月に」のように、時を表現するときは「~に」という助詞で言い表せます。
しかし、英語では「at 3 p.m.」「on Monday」「in July」のように、後ろに続く単語によって前置詞が変化します。
時を表す前置詞
まとめると、at➡on➡inの順に、短い時間から長い時間を表すようになります。
at:具体的な時刻・比較的短い期間を表す
【例】
at 3 p.m.(午後3時に)
at lunchtime(昼食時に)
at sunset(日没時に)
at midnight(真夜中に)
on:特定の日付・曜日・特別な日を表す
【例】
on July 1st(7月1日に)
on Monday(月曜日に)
on the weekend(週末に)
on my birthday(誕生日に)
in:特定の期間・まとまった時間範囲を表す
【例】
in the 20thcentury(20世紀に)
in 2025(2025年に)
in Summer(夏に)
in July(7月に)
in the morning(朝に)
in the evening(夕方に)
前置詞を省略する場合
以下のように特定の語が付く場合には、前置詞が省略されます。
last / next / this が付く場合
【例】
last week(先週)
next Monday(来週の月曜日)
this year(今年)
先ほどの説明の通り、曜日を表す場合は on Monday のように前置詞のonを付けます。
しかし、next Mondayのように、nextが付くと前置詞のonは省略されます。
some / any / every / allが付く場合
【例】
some day in July(7月のどこかで)
any day you like(あなたの好きな日にいつでも)
every year(毎年)
all day(一日中)
通常、曜日や日付を表す場合は前置詞のonを付けます。
しかし、some dayのように、someが付くと前置詞のonは省略されます。
today / yesterday / tomorrow が付く場合
例:tomorrow morning(明日の朝)
通常、「朝」というときはin the morningのように前置詞のinを付けます。
しかし、tomorrow morningのように、tomorrowが付くと前置詞のinは省略されます。
前置詞が省略可能な場合(カジュアルな言い回し)
通常は前置詞を付ける場合でも、省略できるケースもあります。
ただし、カジュアルな言い回しになるので、親しい人と話す時などに留めましょう。
曜日の前のon
I met him on Monday. (私は月曜日に彼に会った。)
➡I met him Monday.
時間の前のat
He got up at 7 a.m. (彼は7時に起きた。)
➡He got up 7 a.m.
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