英語で「そして」「それで」のように文をつなげる単語に、「and」「then」「so」などの接続詞があります。
正しく使い分けるために、それぞれのニュアンスの違いを解説していきます。
ポイント
それぞれのニュアンスの違いをまとめると、以下のようになります。
- and : 対等な情報を並べる
- then : 順序を重視
- so : 理由と結果を重視
and:対等な情報を並べる
「and」は対等な関係にある文や語句につなぐ接続詞です。
「そして」の他にも「だから」「そこで」のような意味で使うこともできて、「どんな意味なのかは文脈から理解してもらう」という緩いつながりに使われます。
例:
We went to the park and played baseball.
(公園に行って野球をしました。)
He studied hard and passed the exam.
(彼は一生懸命勉強して試験に合格しました)
命令・提案の後に続けると「そうすれば」の意味になる
知っておいてほうが良い「and」の使い方として、命令・提案の後ろに、「 ,(コンマ)」を置いて「and」で文章をつなげると、「 〇〇しなさい、そうすれば~~」とポジティブな結果を表現することができます。
「and」の代わりに「so that」を用いることも可能です。
例:
Study hard and you’ll pass the test.
(一生懸命勉強しなさい、そうすればテストに合格するでしょう。)
You should be kind to others, and you’ll make many friends.
(周りの人には親切にする方がいいよ。そうすれば、友だちがたくさんできるから。)
then : 順序を重視
「then」の前の文と後ろの文は、順序を示す関係となります。
「それから」「そのあとに」のような意味になります。
例:
We had dinner, then we watched a movie.
(夕食を食べて、それから映画を見ました。)
so : 理由と結果を重視
「so」の前の文と後ろの文は、理由と結果を示す関係となります。
ある理由があったため、次の結果になった・行動をした・・・ということです。
例:
I worked for ten hours today, so I got very tired.
(今日は10時間働いたので、とても疲れた。)
コメント