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理由を表す接続詞(because / since / as / for)の使い分け

英会話
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「~なので」のように理由を英語で説明するに使う場合、「because」以外にも、「since」「as」「for」があります。
ですが、これらにはそれぞれニュアンスの違いがありますので、使い分けについて解説していきます。

全体像

「because」「since」「as」「for」は、大まかにはそれぞれ以下のような特徴と違いを持っています。

接続詞用途使用位置使用場面
because理由に焦点を当てる文頭・文中どちらでも
使えるが、文中で使う
ことが多い
カジュアル・フォーマル
どちらでも使える
since結果に焦点を当てる文頭で使うカジュアル・フォーマル
どちらでも使える
as結果に焦点を当てる文頭で使うフォーマルな場面で使われる
for理由に焦点を当てる文の最後に付け足すフォーマルな書き言葉に使う

具体的に例文を挙げながら解説していきます。

because

becauseは結果よりも理由に焦点が当たっており、伝える相手が理由を知らないときに、「どうしてそうなったのか」を強調したいときに使います。
「because」は文頭・文中どちらに置いても使えますが、特に書き言葉では文中で使うことが多いです。
文頭だと「〜なので、…」、文中だと「…、なぜなら〜」といった響きになります。

I can’t check my email because I left my Smartphone at home.
スマホを家に置いてきたので、メールを確認できません。

Because I stayed up late last night, I’m so sleepy.
昨夜は遅くまで起きていたので、とても眠いです。

since

sinceは理由よりも結果に焦点が当たっており、伝える相手が理由を知っているときに、結果的にどうなったのか」を強調したいとき使われます。
「since」は文頭に置かれるのが通例です。

Since it was snowing, the soccer game got cancelled.
雪が降っていたので、サッカーの試合が中止になりました。

as

asもsinceと同様、理由よりも結果に焦点が当たっており、伝える相手が理由を知っているときに使われます。
分かりやすい例として、As you know(ご存知のように)という表現があります。
また、asはフォーマルな場面で使われることが多いため、カジュアルな場面ではsinceを使うと良いでしょう。
「as」も文頭に置かれるのが通例です。

なお、「as」には理由の説明以外にも様々な意味があるため、誤解を避けるためにも「as」ではなく「because」「since」のほうが好まれる傾向にあります。

As it was snowing, I decided to play video games at home.
雪が降っていたので、自宅でゲームをプレイすることに決めました。

for

「for」は前置詞として覚えている方が多いと思いますが、接続詞として使われることもあります。
「Because」のように、伝える相手が理由を知らないときに使います。
forは、文の最後に付け足して、「というのも〜」と理由を付け足します。
なお、物語のような文章で使われ、日常英会話で使うのは一般的ではありません。

I told her to leave, for I was very tired.
彼女に帰るように言った。というのも、私はとても疲れていたからだ。

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